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禁煙は簡単。学校敷地内禁煙成功

禁煙は簡単です
内服薬チャンピックス、あるいは、貼り薬ニコチネルを使用することにより、
禁煙は簡単に成功する方が、多いです。

禁煙は簡単です。が、失敗も、簡単です。
禁煙に成功した後、煙草を一本吸うと、一本が二本、二本が三本と、元に戻ります。

「禁煙に成功したら、一生煙草を吸わない事」この決心が大事です。

学校敷地内禁煙成功例

ある荒れた中学校のPTA会長が、小学校長に、「この小学校の卒業生が、中学校に上がってきて、問題行動を起こすようになる。学校、親、地域の教育に問題があるのでは」

小学校長は激怒したが、冷静になって、原因を考え、かねてより考えていた、子供の健全育成にとって問題のある、煙草問題に取り組みます。

学校だけでなく、地域を巻き込み、「子供達のために」、大人が多少不便を感じても、採るべき対策を実行。

公民館で「学校敷地内禁煙化」を要望、地域の人の理解と協力を求めた。この際、注意したポイントが、「煙草を吸わないように」ではなく、「自分達の健康のために、煙草を吸う場所を考えて見ませんか?」

喫煙する人を刺激しないように、拒絶されないように、うまい言い回しでアプローチして、受け入れられた。

公民館、地元住民を味方にして、次にPTAを説得。自分達の子供の事なので、すんなり協力が得られた。

最初、校門外に灰皿を用意したが、その場を通る際、受動喫煙を強要する結果となり、喫煙場所を確保する事自体が間違いと、気付いた。

敷地内外に喫煙スペースを設ける事は、教員自らのことは棚に上げて、子供の好奇心をあおるだけで、まともな禁煙教育等できるわけなく、「大人の言うことは子供は聞かない。しかしマネはする」事を胸に刻み、毅然と敷地内禁煙をすべきである。

「禁煙学」南山堂、日本禁煙学会編より