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みずいぼ「伝染性軟属腫」は差別されます

「みずいぼ(伝染性軟属腫)」は、 人間にしか感染しない病気です。
「みずいぼ」の内容物がウイルスのかたまりで、ひっかいて、自分自身にも、周りにも、感染を広げます。幼少児によくみられ、幼稚園、保育園、水泳教室、などで「集団発生」します。成人にも発症し、職業病として、保育士、レスラーなどに多く見られます。肌をふれあうことで、感染するため、性感染症の一つとされます。
水いぼのない子はきれいな子として抱き上げられ、水いぼのある子は汚い子として抱き上げられない、差別されると、子供の心は傷つけられます。親の配慮が求められています。
薬を半年飲んだが百個以上になり、いじめられるので、水いぼ摘除に来た方もいました。かわいそうです。親がしゃべらなければ、「関係者は、自然治癒した、薬で治る」と思ったままで、フィードバックが効きません。自然治癒があると喧伝する方の実態です。
最も確実な治療は「みずいぼ」の内容物「白色粥状物」を圧出する事です。「かゆみ」等の不快感を軽減し、自分自身への感染を減らし、他の方への感染を減らします。美容上の問題を軽減し、二次感染を防ぎます。
感染は直接触れたり、ウイルスのついたタオルなどを共用することで起こります。「みずいぼ」の数が少ないうちに処置するのが望ましい。自然消退には数ヶ月から何年も要し、その間、感染源となります。
「湿疹を持っている方」や「免疫不全の方」は、「みずいぼ」が拡大、遷延する傾向があります